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免疫療法・遺伝子治療

免疫療法・遺伝子療法
tem cell thrapy

■免疫療法・遺伝子療法とは
 免疫療法 自己の疫細胞を体外で培養し活性化させ、体内に戻して体内の免疫力を強化する方法
      または免疫細胞療法に細胞殺傷能力を高める遺伝子を導入し、通常の細胞より
      強力な殺傷能力を備えて行う方法は遺伝子免疫療法である。
 遺伝子療法 遺伝子のもつ機能を利用した治療方法
      細胞内のたんぱく質は遺伝子により作られ制御されていますが、それに異常が
      生じると細胞はがん化してしまいます。そこで、正常ながん抑制遺伝子や
      抑制タンパクを細胞に導入して、がん細胞の自然消滅を導くか、その増加を
      止めるのが、遺伝子治療というものです。がん細胞は変異が激しいので、
      患者様一人ひとりの状況を把握して対処することが重要と言われています。


■特徴
 これらの治療法は、患者様の本人の免疫細胞、あるいはもともと細胞内にあるがん抑制遺伝しを使用するので、副作用も少なくQOL(quality of life:生活の質)を維持しながらの治療が可能であり、入院の必要もない外来通院治療が主となります。また治療適用範囲が広く、がんの種類や治療場所を選ばないとされています

幹細胞療法

幹細胞療法
Stem cell thrap

■幹細胞治療とは
 幹色々な細胞に分化できて細胞を生むことができる幹細胞を使った治療法である

 ■適用範囲
 幹細胞は体内の特定の必要する場所に移動する性質をもっており、
 傷ついた部位からの信号を取られて集まり、そこで分裂し血管を新生したり、
 欠損した組織を補ったりする性質があり、これを利用して幹細胞治療では
 アンチエイジングや慢性閉塞性肺疾患(COPD),パーキンソン病、ALS、
 アルツハイマー、認知症血管病、肝臓病、腎臓病、膠原病、クローン病、
 がんの補助治療等の様々な治療法の活用が期待されている

重粒子線治療

重粒子線治療
Heave ion radiotherapy

■重粒子線治療とは
 日本発の放射線による癌治療技術で、世界に先駆けて実運用に成功した技術である
 放射線の部分照射によってがん細胞を攻撃するがん治療の新しい方法である ■適応
 ほぼすべての固形癌に適用する
 特に、外科療法の難しかった体内の深部のがんでの効果に期待できる
 なお、血液のがんとリンパ腫などは不向き

■特徴
 癌病巣に狙いをつけて効果的に治療できる
 がん病巣の形や位置(深さ)に合わせて集中的に照射する
 近くの重要な器官に影響を抑えて癌を治す
痛みを伴わない
高齢者にも適用できる
早期なら根治可能
X線では治療困難な、深部癌にも適用できる
社会復帰までの期間が短い

■日本国内での治療施設
  運用中の施設(4箇所)
群馬県 群馬大学重粒子線医学センター
千葉県 放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院
兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター
佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター
  建設中の施設(1箇所)※2015年開設予定
神奈川県 i-ROCK神奈川県立がんセンター

■治療期間
 約1日~5週間
 なお、がんの種類や状態、また各医療機関でも異なる場合がある